結局のところこの日本旅行のツアー、ナイアガラはナイアガラ観光ツアーズ、そしてイエローナイフはこのオーロラビレッジのツアーと提携したもの。
イエローナイフインにツアーデスクがあり、ここにいるのは日本人で当然日本語ですべて完了する。
オーロラを安く見に行きたいというなら、自分で航空機を取って、現地ではオーロラビレッジのツアーを利用することをお勧めしたい。
現地ツアーはオーロラビレッジにインターネット経由で問い合わせなどもできるはずだし。
日本旅行の安心感を買いたいというのでもなければ、違いは無いかなと思う。
無いのは、空港ホテル間の送迎くらいかな。
まあ、これも一度行ったからわかったわけだし、今回自分達が日本旅行に頼んだこと自体については正解だったとは思いますが。
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そして、オーロラ鑑賞最終日。
最初のプランでは、この日はオーロラ鑑賞は無いのだが、オーロラはあくまでもお空の都合。1、2日目で見ることができないかもしれないので、オプションでこの日も申し込んであった。結果的には、2日目にすばらしいオーロラを見ることができたので、不要だったわけですが。
9,800円と、まあ高いと言えば高いが、ここでけちって見逃したら泣いても泣ききれない。
この日もオーロラは出ていたようだが、昨日ほどの大規模なものではなく、もう満足。
一緒に行っていた人もみんな、ロッジの中で暖まっていた。
昨日のオーロラのDVDが作られていたので$25で購入。
そして、自主的に極寒実験(笑)を。
お湯をコップにいれて、空中に撒くと、一瞬で気化し湯気になって消えてしまう。
そして、濡らしたハンカチを振り回すと、一瞬で凍り固まってしまう。
残念ながら、バナナで釘を打つことはできなかった...
Great Slave Lakeの上に冬のみに開通する、Dettahへ向かうアイスロードを見に行く。
目の前に広がる凍った湖の上に2本の帯があり、その上を車が走っていく。これだけ寒ければ、氷の厚さなどが問題になることもあまりないのだろう。
できれば、実際に湖の上に降りて、その道を歩いてみたかったが、時間が押していたので断念。
午後からは、犬そり(Dog Team Ride)体験というオーロラビレッジのツアーに参加する。二人で$199。日本で申し込むこともできたが、レートの関係か値段はこっちで申し込んだ方が安かった。
凍った湖の上から林間コースへ入り、全長3km程度のコースを走る。
犬ぞりは、このような原始的?な形で、視点は地面にかなり近くスピード感がかなりある。
林間コースでは、横から出ていた枝が肩にあたった。折れたかと思うくらい痛い...
犬そりを降りた後は、よくあるチューブ滑り台などを滑る。
まあ、北海道などでもできますが、けっこう急角度で落差も大きいので数回滑りました。
町に帰ったあとは、最後の散歩。Northern Frontier Visitor Centreへ。
北緯60度越え証明書というのを$1で発行しているので、2人でもらう。
その裏の博物館には動物や、イエローナイフの歴史などが展示されている。とくに面白かったのは、この辺境の極寒の地を探検?した伝説のイヌイットの展示。
そして、いよいよ明日には帰路につくので土産を買いに。
スーパーマーケットではメイプルシロップの1Lボトルが、900円程度...
買ってくればよかった。
夕食はホテルの下のMackenzie Loungeに。
が、失敗だった。
どうやらここは単なるラウンジでキッチンらしいものはなく、食事は別の店から運んでくるようだ。
おそらく朝食を食べている店だろう。最初からそっちに行けばよかった。
今日はちょっと早目の20:30発でオーロラビレッジに出発。
着いたときから期待できる綺麗な星空が広がっている。
到着して、30分もしないうちに空に緑の光が現れる。
それは、満天の星空をわたる二本の帯に。
そして、帯は空を踊りだし、
空いっぱいに広がっていった。
最初は立って見ていたが、徐々に寒くなってきたので、二人がけのオーロラコタツに入る。
こたつと言っても、弱い暖風が下からちょっと出てくる程度だけれど、首から下をすっぽり覆ってくれるので、暖かいと言うほどではないが寒さは十分しのげる。そして、回転してくれるので、どちらを見るのも大丈夫。
板倉さんから借りた三脚のおかげで、いい写真がたくさん撮れました。
2時間くらい、20度以下の中で見ていただろうか。
2011年1月では5本指にはいる規模のものだったらしい。
朝食は、ツアーのオプション指定のL'atitudes Restaurant & Bistroにて。
バイキング形式で、やっぱり量は多くお腹いっぱい。
昼の間はやることがないので、。
イエローナイフ自体は、正直観光地と言うわけではないので、「これが見たいっ」というものは無い。
そこで、町中の散歩をすることに。
朝の9時で、気温は-22度...
オールドタウンには、地元の食材を使った評判の店があるらしいので、そこでランチにしようなどと考えて、湖に突き出したオールドタウンに向かう。
しかし町中にも、熊注意の看板が...
そして道が湖の横に出て、氷の中に停められている大きな船などを眺めていたのだが、奥様はもはや景色を見る余裕はない様子。
バスで帰ることにする。
バスの本数も30~40分に1本と少ないが、バス停で待つこと10分ちょっとでバスが来た。
ホテル前のバス停で降りてホテルで一休み。
そして午後は、せっかくなので再度バスに乗り町中を1周。
40分の周回路線で一通り景色を見て回れるし、渋滞などないので運行はほぼ正確。最初からバスにすればよかったか...興味がある場所があったら、そこで降りてつぎのバスを待てばいいんだから。
夕食は、テイクアウトの北極イワナの寿司。
北極イワナというのは日本で食べることはほぼ無いが、とくにこれといって特徴もない、食べるほどのことはないものだった...
そもそもイエローナイフ自体は伝統ある町というわけではなく、ダイアモンドを掘りに来たりという、外から着た人が大半の町のようだ。
地元の料理などを期待するのも間違いかもしれない。あえて言えば、バッファローの肉でも食べてみればよかったかな。
そして、23時。到着初日からオーロラ鑑賞ツアーに向かう。
市街地でも見えることはあるようだが、やはり明かりが多いので、遠くに行ったがいい。
このツアーには防寒具5点セットレンタルが付いている。
フード付きダウンジャケット、オーバーパンツ、ブーツ、手袋、フェイスマスク。
これは、必須ですね。防寒具を日本から持っていったら、それだけですごい荷物になりそうだし、たぶん普通に日本で用意していくものよりもぜんぜん暖かい。
行ったのは、イエローナイフから西へ30分ほど車で行ったところにあるオーロラビレッジというオーロラ鑑賞施設。
ここが日本旅行のオーロラツアーの現地代理店のようで、ツアー参加者どころか、従業員ももほとんどが日本人。ほとんどが、ワーキングホリデーで働いている人のようだ。
ホテルからオーロラビレッジまでのバスの中も、日本語と英語のアナウンス。
海外に来ているという雰囲気はほとんどないが、まあ一番大きな目的のオーロラを見るためには楽でいい。
ティーピーと呼ばれる先住民の住居の中で暖をとり、オーロラが出るのを待つ。
オーロラが出ると呼びに来てくれるのだが、今日は「あれがオーロラかな」というのが見れた程度だった。
夜食に出たバノックというパン。それにバターにメープルシロップを加えたインディアンクリームを付けて食べる。
朝6:45時には、代理店の人が迎えに来てトロントの空港に。
あんまり眠れていないが、いつものとおり空路も長いので飛行機の中で寝ればいい。
経由地のカルガリーまでは、約4時間。
そして、カルガリーからイエローナイフへは、2時間。
時差があるので、発着時刻を見ても、経由時間がピンと来ない。
カルガリーからイエローナイフへの飛行機はかなり小さい。
飛行機の窓から見える景色は、まるで世界地図のカナダそのもの。
イエローナイフでは、飛行機から空港の建物までは徒歩だが、降りたとたんに異様な寒さ。雪は多くないが、すべてが凍り付いている...
ホテルは、町の中心地にあるYellowKnife In。
ショッピングセンターの上にあるので、表に出なくても、ある程度買い物や食事ができるのは助かる。
ということで、夕食は安易に、ホテルの下のハンバーガーショップA&Wで。
沖縄にも店舗があるとかで、奥様は行ったことがあるとか。
夕食は、Skylon Tower(高さ160m)の上の回転展望レストランにてEarly Dinner。
Early Dinnerだと普通のDinnerよりも安いし、なにより明るいうちに景色を見ることができるので、二重に嬉しい。
インターネット経由で予約しておいたのだが、結構すいていた。
味は、美味しいってほどでもないけれど、景色はすばらしい、
タワーには展望台もあるのでそちらでもいいけれど、食事をしながらゆっくり1時間かけて景色を見ることができるというのは、いいんじゃないかな。
一人$35だから、展望台と夕食代と考えれば高くないと思う。
席に着いたときには窓の外はアメリカ滝。
そして、しばらくするとカナダ滝が見えてくる。
日が暮れた後の、雪の町の夜景もとてもきれいだ。
そして、ライトアップされる滝を見て夕食は終わり。
夜は、奥様はたくさん歩いてお疲れのようなので、一人で夜の町の散歩に。
再度、Hard Rock Cafeまで行ってTシャツを買う。
やっぱりライトアップは、ライトの光の筋がが見えない方が美しい。
そして、ナイアガラ川沿いを歩いていると、昼にはそれほど目立たなかったたくさんのイルミネーションが。
これは、絶対みたいだろうと言うことで、奥様を呼び出して、二人で夜の散歩に。
とても、寒かったけれど、ご満足頂けたかな。
僕も普段はディズニーとかには興味はないけれど、これはなかなか見物だった。
そして、世界三大瀑布のナイアガラの滝。残りの2つはさすがに見ることはないだろう。
これを見ることができたので、これでやっと僕も滝マニアを公言することができる?
その迫力はすさまじい。
日本と違い、1mくらいの柵の向うは、すぐ滝。
変に、柵の上に乗ったりしたら、もうそれは自殺行為だ(その後、落ちて死んじゃった日本人がいましたが、まあ普通にしていれば落ちることはない...)
春になれば、滝の下から見上げることができる観光船が出るらしいが、冬は営業停止。残念。
Journey Behind The Fallsというアトラクションで滝の裏側へ。$11.5。
エレベーターで地中に降り、滝の裏に掘られた人口の洞窟を潜って、裏から滝を眺めるという企画。
滝の裏側からの眺め自体は、それほどたいしたものでは無いけれど、低いところから滝を見ることができるテラスに出ることもできるので、行ってみる価値はあるだろう。
その後、滝関連の映像を上映しているIMAX Theaterに行こうと思っていたのだが、遅い時間の上映は無く、断念。
ホテルに帰ると、ハウスキーピングから「Happy New Year」のメモが。
カナダで、こんなのを見るとは思わなかったのでちょっと嬉しいよね。