スタイルを作ってみようとした最初、3つのスタイルシートの使い分けが良くわからなかった。結局こんなところだろうか。
- mt-statics/themas/スタイルフォルダ/screen.css 各スタイル用のCSS。スタイルの入れ替えに、簡単に対応するために、できればいじらずに済ませたい。
- base_thema.css 全テーマ共通で使われる。デフォルトのテンプレートで対応しているスタイルなら、変更は不要。できればいじらずに済ませたい。
- styles.css base_thema.cssを読んだ後にscreen.cssを読むいわばラッパー。
ということは、自分のカスタマイズは、styles.cssの最後に追加していくか、my.cssなどというテンプレートを作ってそれに書き込み、my.cssをstyles.cssでインクルードする、というのが美しいやり方だろう。
このようにすれば、StyleCatcherで他のスタイルを取ってきての変更が簡単にできる。
ただしスタイルの作成作業においては、WinSCPのミラーリング機能を使い、styles.cssに対して変更を加えることにより、作成したスタイルの確認を簡単に行うことができる。
つまりはこういうことだ。
styles.cssは再構築しなくても動的に読み込まれるスタイルシートだ。
そして、WinSCPでstyles.cssがサーバにミラーリングされるようにしておけば、ローカルでの変更は、即座にサーバ上のファイルに反映される。
そうすれば、ローカルのファイルに変更を加えた時点ですぐに、ブラウザ上でその結果を見ることができる。
しかも、styles.cssはbase_thema.cssよりも後から読み込まれる。すなわち、styles.cssの末尾に加えた変更が最終的に有効になるのだ。
確認を繰り返しながら、満足がいくスタイルができたら、必要に応じてstyles.cssの末尾に加えた変更を、別のテンプレートに移すなりすればよいだろう。