towerにMovableTypeのテスト用環境を用意することにした。
towerでは、suexecが動いている。
しかし今のApacheでは、suexecの動作するユーザディレクトリ名はコンパイル時に指定する。
つまり、今までrally.or.jpではユーザ用のWebディレクトリはhtmlという名称で運用してきたが、RPMで提供されるhttpdを使う限り、public_htmlという名称にしなくてはならない。
suexecを止めるか、Webディレクトリの名称を変えるか悩んだが、結局安全を取り、suexecは生かすことにした。
そのため、マシン移行時にはユーザのwebディレクトリ名の変更を忘れないようにしなくてはならない。
という、前置きは終わって、いよいよインストール。
まず、必要なperlのモジュールをインストールする。
必須のperl-Image-Size。
それから、以下のものをyumで入れていく。
Crypt::DSA
Digest::SHA1
Archive::Tar
Image::Magick
XML::Atom
ただし、以下の2つはそのままの名前ではなくperl-IO-Compress-Base、とperl-IO-Compress-Zlibという名前で入れる。
IO::Uncompress::Gunzip
IO::Compress::Gzip
さて、あとは、MySQLのデータベースとユーザを作って準備完了。
$ mysql -uroot -pcn9aaw11
mysql> create database mt character set utf8;
mysql> grant all on mt.* to mtuser@localhost identified by 'mt2008pw02';
mt.cgiを動かして、適切なものを指定していけば、特に問題なくインストールも完了。
Sakuraインターネットのデータのバックアップを取り、復元する。
復元したら、再構築は必須である。
さらにその後、スタイルを適用しなおさないと、CSSが正しく表示されない。