さて、MovableTypeを4.1にアップグレードした一番の理由は、このテンプレートを使用したかったからだ。
このテンプレートで一番魅力的なのは、ドキュメントがしっかりしていることだ。
そして、スキンがクリエイティブ・コモンズ3.0でライセンスされているということ。
まあ、普通にBLOGを公開する多くの一般ユーザは、テンプレートをそのまま使うことがほとんどだろうが、CMSツールとしてサイトを作るのにMovableTypeを使いたい場合は、自分の思ったようなレイアウトにしたい。
そして、カスタマイズなどを含むサポートもとてもしっかりしている。
そして、もう1つ、重要なのが可変長カラムだ。
探してみたが、可変長に対応しているテンプレートと言うのは少ない。
以前にも書いた気もするが、このサイトでは、横長のリザルトを掲載するためにとにかく可変長が非常に重要になる。
とりあえず、現在は自分で書いたテンプレートを使っているが、各ブラウザでの対応などの細かい確認を取っていないので、できれば、それなりに多くの人々の評価をされているテンプレートが望ましい。
ということで、テストサイトで試してみて、カスタマイズの後、本サイトに適用しようと思う。
基本的に、サイトのドキュメント通りでインストールは完了した。
インストールの手順を見ると、デフォルトウィジェットを上書きする必要があるようだが、このウィジェットの上書きは必要なのだろうか、ちょっと疑問だがやっておく。
ちなみに、このウィジェットセットはプログラムをcgi-binに振り分けている場合は、そちらににある。というか、僕が自分で置いたのだが。
そして、テンプレートセット本体。
mtVicuna2xx/mt-static/themes/style-ninjaは、サーバー上のhtml/mt/mt-static /themes/にコピー。
mtVicuna2xx/plugins/mtVicunaは、サーバー上のcgi-bin/mt/plugins/にコピー。
これで、インストール自体は完了。
そして、対象のブログのテンプレートモジュールの初期化でmt.Vicunaを適用。
まず最初にすることは、PHPを使うための、出力ファイル名の変更と、ヘッダーのXML宣言でPHPを使うように変更することだ。
インデックステンプレートはindex.htmlのように*.phpから*.htmlに修正されるが、アーカイブテンプレートは*.phpのまま。この"html"を"php"に修正する。
そして、"ヘッダー"テンプレートモジュールのXML宣言を変更する。
<?xml version="1.0" encoding="<$MTPublishCharset$>" ?>
から
<?php echo('<?xml version="1.0" encoding="<$MTPublishCharset$>"?>'. "\n"); ?>