towerではAnthyを使おうと思ったが、変換効率の悪さに耐えかねて、結局Wnn6をインストールすることにした。
世間の評判を聞いていると、AnthyはCannnaよりは変換効率はいいようだが、Wnn6にはかなわないように思える。
もはや、lancerはほとんど起動しないので、jserverはtowerで動かすことにしてしまえばいいだろう。
しかし、Wnn4相当のFreeWnnでもCannaの方が優勢だったことを考えると、Wnnは6で劇的に効率が上がっているのだろうか。
さすがにWnn4がどのようなものだったかはもう記憶が定かではない。
と、前置きはこのくらいにして、インストール。
Wnn6 Ver.3.02用のアップデートモジュールをRPMでそのままインストールする。
tower# rpm -ivh dpkey-3.02-1.i386.rpm
tower# rpm -ivh wnn6-3.02-1.i386.rpm
mirage# service wnn6 stop
mirage# service dpkey stop
ユーザ辞書およびライセンスパスワードのバックアップを取る。
mirage# cd /usr/local/lib/wnn6/ja_JP/dic
mirage# tar cvf /tmp/usrdic.tar ./usr
mirage# cd /usr/local/lib/dp
mirage# cp dpkeylist /tmp
これらのバックアップをtowerに転送してリストア。
tower# cd /usr/local/lib/wnn6/ja_JP/dic
tower# tar xvf /tmp/usrdic.tar
tower# chmod usr/nor/* <- これを忘れるとせっかくコピーしたユーザ辞書が作り直されてしまう
tower# cd /usr/local/lib/dp
tower# cp /tmp/dpkeylist ./
郵便番号辞書、電話番号辞書、単漢字辞書を有効にするために、unuse_hinsiの行から郵便番号、電話番号、単漢字を削除する
# vi /usr/local/OMRONWnn6/wnn6linux/ja_JP/wnnenvrc
dpkeyservおよびjserverを起動。
# service dpkey start
# service wnn6 start
そして、他のマシンからも使えるようにWnnのポートを空けておく。
さて、次はいよいよEmacsからWnnを使うためにtamagoのインストールだ。