GoogleカレンダーとOutlookの同期: GoogleCalendarSyncとPlaxo経由

GoogleカレンダーとOutlookの同期について、GoogleCalendarSyncとPlaxoを比較してみた。 現在メインで使用しているスケジューラはGoogleカレンダーだが、インターネットに常に接続できないこともあるので、Zaurusのスケジューラと同期させたくなった。 しかし直接簡単に同期することはできなそうなので、Outlook経由で行なうことにした。 GoogleカレンダーとOutlookの同期方法には、直接GoogleCalendarSyncを使って行なう方法と、Plaxo経由で行なう方法が考えられる。

GoogleCalendarSync

Google Calendar Sync: Overview - カレンダー ヘルプから、GoogleCalendarSync_Installer.exeを取得して実行する。 同期を行なうGoogleCalendarSyncがインストールされて、スタートメニューに追加される。 インストール時には、Googleアカウントとパスワード、そして同期方向を指定する。 09021902.png このGoogleCalendarSyncは、Windowsのタスクトレイに常駐するタイプなので、使用することになったら、スタートメニューに追加しておくといいだろう。 09021901.png 設定可能なのは、同期方向(Googleカレンダー>Outlook、GoogleカレンダーPlaxo Plaxoは、さまざまなスケジューラ、アドレス帳などを同期できるWebサービス。現在は、Thunderbirdのアドレス帳の同期のために利用している。 Plaxoを使うのであれば、GoogleカレンダーとOutlookの間にPlaxoをはさんで同期することになる。 まず、GoogleカレンダーとPlaxoの同期だが、Plaxo経由の場合、GoogleカレンダーとPlaxoは同期間隔は指定できない。現在のところ、1日1回同期が行なわれるようだ。もちろん、Plaxoのページを開いて強制的に同期することはできる。 なお、同期するカレンダーは、Google側は最初に作ったもの、Plaxo側は指定できる。 また、1つのPlaxoアカウントで複数のGoogleアカウントと同期して、複数のスケジュール表を持つこともできる。 09021904.png そして、PlaxoとOutlookの同期はOutlookのアドオンという形のPlaxo製の同期マネージャが行なう。 09021903.png そのため、Outlookが起動しない限り同期は完了しない。結果GoogleカレンダーとOutlookの同期もOutlookを起動しない限り行なわれない。 同期するカレンダーは、Plaxo側、Outlook側、共に複数指定できる。 Plaxo経由にした場合、Googleにプライベート、仕事用などの複数のアカウントを持てば、Outlookではそれらすべてについても同期することができる。 また、PlaxoとOutlook間では、カレンダー以外にアドレス帳、タスク、メモも同期が可能になっている。

私の場合

Plaxo経由の場合、たとえ強制同期はできるにしても、GoogleカレンダーとPlaxo間の同期が1日1回というのは少なすぎる。 Zaurusのカレンダーは補助的なものと考えるてそれを許容したとしても、Zaurusに同期するだけのためにOutlookを起動してPlaxoとOutlookを同期させるというのは、面倒だ。 そこで、GoogleカレンダーとZaurusの同期は、GoogleCalendarSyncを使って行なうことにする。

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このページは、norが2009年2月21日 06:41に書いたブログ記事です。

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