テスト: Drive Backup 9.0 FreeEdition

ハードディスクのイメージバックアップができるMacrium Reflect Free Editionをテストしてみた。 このたぐいのソフトウェアはNorton Ghostが有名だが、フリーのものもいくつか存在する。 いくつか、ちょっとした試用を含み。 EASEUS Disk Copy: CDブートして、ディスクおよびパーティションのコピーを取るツール。 良くは調べていないが、イメージを作成するのではなく、単純に同時接続した2つのディスクでコピーするだけの機能。もし、そういうことを望むのなら、一番楽かもしれない。ただし、使用、未使用に限らず、全セクタをコピーする。 G4L: LinuxベースのFTPサーバにもコピーできるパーティションバックアップツール。 ただ、FTPはもはや使っていない(SSH系なら考えたかもしれない)し、このツール自体の成り立ちが、今一つ好ましくないので却下。 詳しい説明が、IT Proのハードディスク全体のイメージをバックアップする「Macrium Reflect」という記事にある。 Macrium Reflect FREE Edition: 動作しているWindows上でパーティションコピーがとれるツール。non-Free版もあるが、Free版で必要十分。便利ではあるが、やはり動作中のディスクをコピーするというのに抵抗があり、却下。ただ、バックアップしたイメージをマウントできるなど、機能は豊富。 Drive Backup 9.0 FreeEdition: こちらも、動作しているWindows上でもパーティションコピーがとれ、non-Free版もあると、Macrium Reflect Free Editionと良く似ている。 候補にあがったのは上記の4つだが、今回重点的にテストしてみたのはDrive Backup 9.0 FreeEdition。 インストールは、ダウンロードしたmsiファイルをダブルクリック。レジストキーが必要になるので、ParagonのWebページで登録、返信されるメールを待つことになる(無料)。 動作中のWindows上でのバックアップでは、他のHDDはもちろん、USB接続、ネットワーク経由と幅広いバックアップ先を選ぶことができる。 特に、ネットワーク経由でのバックアップが可能なのはよい。 残念ながら、CD-R、DVD-Rなどのリライタブルメディアには対応していない。 Windows上のメニューからはリカバリーディスクを作成することができる。 復元もWindows上からもできるようだが、リカバリーCDからのブートでテスト、 動作中のWindowsからバックアップしたものも問題なく復元できた。 さすがに、この時はネットワークからの復元はできないようだが、CD、DVD、USB大容量ドライブなどは使用可能。 なお、リカバリーディスクからのブートでも、バックアップは可能。 ただし、Windows上でのバックアップと比べると、必要な時間が体感で10倍以上かかるように思える。通常はWindows上でのバックアップでもよいかもしれない。 こちらのバックアップからの復元も、問題なく完了した。 レスキューディスクは、デバイス名が「/mnt/disk/sdb1」などとなっているところを見ると、Linuxだろうか。 しばらくはディスクイメージバックアップには、Drive Backup 9.0 FreeEditionを使うことになりそうだ。 通常は作成したCDブートでのバックアップ。時間がかかりそうなときにはWindows上からでもよいだろう。

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このページは、norが2009年9月19日 13:01に書いたブログ記事です。

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