インストール: pflogsumm

postfixのログ解析ツール、pflogsumm。 インストールといってもpostfixの一部として、以前postfixをBuildしたときにpflogsummもBuildされている。 ということで、rpmでインストールするだけ。 なのだが、必要なPerlモジュールを事前にインストールしてから、rpm -ivh。
# yum install perl-Date-Calc
# rpm -ivh /usr/src/redhat/RPMS/i386/postfix-pflogsumm-2.3.3-2.1.el5_2.i386.rpm
さらに、毎日のレポートがメールで届くように、cronに登録する。

コマンドラインオプション

-d today 今日のレポート -d yesterday 昨日のレポート -e Message detail表示 処理番号と同時にすべてのメイルについて送信者、受信者を表示する。 -h ホスト、ドメイン名の集計をTOP に限定する。0なら限定しない。 -i --ignore_case ドメイン名以外のユーザー名もすべて小文字に変換して扱う。 通常は、ドメイン名のみを小文字に変換する。 -m uucp形式のアドレスも扱う。 --mailq コマンドの最後にmailqコマンドを表示する(キューに入っているメイルを表示する)。 --no_bounce_detail --no_deferral_detail --no_reject_detail それぞれ、bounce、deffer、rejectされた詳細を表示しない。 --no_no_msg_size メッセージサイズが無いものについてのレポートを表示しない。 --no_smtpd_warnings smtpdのWarningを「Warings」セクションにおいて表示しない。 SPAMやエラーなどで、(実害のない)大量のWaringが表示される場合などに設定する。 --problems_first Problems(bounce、reject、defer、waring)などのレポートを先に表示する。 表示の順番が入れ替わるだけで、レポートに含まれるものは同じ。 --rej_add_from 「message reject detail」セクションに、ドメイン名だけでなく、メールアドレスも表示する。 -q レポート内容が「none」、つまり内容が空のセクションについてはへッダを表示しない。 --smtpd_stats smtpdコネクションの統計を表示する。 --syslog_name=name ログ内でのpostfixのエントリーの名前を指定する。あえて変更していなければ、設定の必要なし。 -u ユーザーの集計をTOP に限定する。0なら限定しない。 --verbose_msg_detail 「message deferral detail」の集計において、bounce、rejectの原因の同一性までも細かく見る。 --verp_mung Senderのアドレスを、適当に短くまとめた形にして処理する。 正確には、'-'で区切られた数字の部分を'ID'に置換して処理する。 --verp_mung=2は、さらに'-'数字以降を省略して処理する。 --zero_fill 集計の桁揃えのために、数字の頭を0で埋める。

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このページは、norが2011年2月 2日 09:23に書いたブログ記事です。

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