インストール: Firefox 4.0

Firefox 4.0がリリースされた。 通常であれば、メジャーアップデートはサブマシンである程度様子を見てから、メインマシンに適用するのだが、今回は高速化とPanorama(タブグループ機能)がかなり魅力的だったので、思いきって常用するメインマシンから行ってみることにした。 Firefox 3.6だと1G以上のメモリをつかんで離さないこともあったため、2Gのメモリを積んでいるメインマシン以外では、あまり好ましくない事態になってしまうことも考えられるからだ。 インストール自体は、ダウンロードして実行するだけで、過去の設定を引き継げる。 今回、Firefox 3.6.16と4のメモリ使用量を簡単に比較してみた。 Firefoxの起動時と、以下の特定のページを開いた状態でのメモリ消費をタスクマネージャで見てみる。 パターン1 起動直後のFirefoxスタートページのみ。 3.1.6: 96M、4.0: 121M パターン2 Firefoxスタートページ、Googleリーダー、Googleカレンダー、MovableType管理ページ。 3.1.6: 174M、4.0: 166M パターン3 Firefoxスタートページ、Googleリーダー、Googleカレンダー、MovableType管理ページ、その他良く行くページ13ページほど。 3.1.6: 261M、4.0: 274M パターン4 パターン3表示後、Firefoxスタートページ以外のページをすべて閉じた状態 3.1.6: 242M、4.0: 173M 簡単な比較だが、上記の結果から導き出される(安易な)結論。 ベースになる部分のメモリ使用量は、4の方が多い。 JavaScriptなどに関する使用量は、4の方が少ない。 ページを大量に開いた場合の使メモリ使用量は、4の方が多い。 ページを閉じた場合には、4の方が確実にメモリが解放される。 よって、 メインマシンであるrodemにおいては、4を導入する価値は十分にあり。 サブマシンであるメモリ500Mしかないloplassは、表示テスト用として3.6のままにしておくのが最適。 動作は低速だがメモリは1G積んでいるEeePCは、大量のページを開くことはないだろうし高速性が欲しいので、4を導入する価値は十分にあり。 しかし、使えば使うほどバグが見つかる状態。 ただ、今のところは運用でカバーできる範囲と思われるので、このまま使い続けてみよう。 たとえば、[オプション]ダイアログボックス内からアドオン管理しようとすると、うまく行かなかったり、いろいろまだ不具合はある模様。 2011/04/16: Googleツールバーを無効化したら上のアドオン管理の問題は解決した。 2回目の起動時に、直前のタブが復元されずに、大量のウィンドウが開かれたが、一度[Firefoxを起動するとき]を「空白ページを使用する」にして起動し直し、その後「前回終了時のウィンドウとタブを表示する」にしたら、正常に動作するようになった。

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このページは、norが2011年4月15日 04:51に書いたブログ記事です。

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