ついにleadのCドライブがいっぱいになってしまい、Windows Updateもできなくなってしまったので、クリーンインストールを行うことにした。
添付のDVDから出荷時状態にリカバーできるのだが、この際だからnLiteを使用して可能な限り小さいWindowsを作ることにした。
作成したUSBメモリからインストールを行う後半部分については、手順をまとめて修正したものを「EeePCのWindows XP再インストール手順まとめ - Computer」として記載した。
2011/09/04 一部修正
http://www.nLiteos.com/から、v1.4.9.1のSelf-extracting archiveであるnLite-1.4.9.1.exeをダウンロードして実行すると、展開されるだけでなく、Program Filesにインストールされて、スタートメニューへの追加まで行われる(インストーラーバージョンとの違いは何だろう?)。
http://www.nLiteos.com/から、v1.4.9.1のInstallerであるnLite-1.4.9.1.installer.exeをダウンロードして実行する。Self-extracting archiveでもProgram Filesにコピーされてスタートメニューへの追加まで行われるが、インストーラーバージョンであれば、必要であれば.NET Framework 2.0がインストールされる。
(2011/09/04 修正)
作業ディレクトリとして、901Win(任意の名前)というフォルダをつくり、EeePCのDVDよりi386XPフォルダをi386という名前でコピーする。
901Winフォルダに、WIN51、WIN51IC、WIN51IC.SP3という3つの中身が空のファイルを作成する。
そして、nLiteの起動。
■WEBLOG BEHAVIOR::■EeePC 901 nLiteでXP HOME軽量化より取得した、nLiteの設定ファイル「080822_behavior.INI」を読み込み、これを元に設定を行う。
といっても、変更するのは基本的に「手動インストールとアップグレード」を削除しないようにすることのみ(CD以外からのインストールを可能にするため)。
ISOの作成直前に、アクティベーションを無くすために作成してあるOEMBIOS.BI_、OEMBIOS.CA_、OEMBIOS.DA_、OEMBIOS.SI_をi386フォルダにコピーする。
アクティベーション不要はあきらめたので上記は不要(2011/09/04 修正)
nLiteの設定時に足りないフォントあったのだろう。日本語が表示されない.。(2011/09/04 解決)
参考サイト
nLite - 初めの一歩 - EeePC 900シリーズ Wiki - livedoor Wiki(ウィキ) ■WEBLOG BEHAVIOR::■EeePC 901 nLiteでXP HOME軽量化アクティベーション不要にするためにの準備
実は、以下の作業を行ってもアクティベーション不要にはできなかったので次回以降は行わない(具体的には、取得したプロダクトキーが受け付けられなかった)。 まず、アクティベーションを不要にするために、以下の作業を実施する。 リカバリ前のWindows(プリインストールの状態)で、WINDOWS\System32フォルダ以下のOEMBIOSファイル4つ(OEMBIOS.BIN, OEMBIOS.CAT, OEMBIOS.DAT, OEMBIOS.SIG)を個別にCAB圧縮し、拡張子の最後を"_"に置換(つまり、.BI_ .CA_ .DA_ .SI_)する。OEMBIOS.CATについては、WINDOWS\System32\CATROOTの下のさらに下にある可能性がある。 これらの4つのファイルを、後でnLiteで作成したi386フォルダに入れる。 さらにkeyfinderなどのツールを使って調べて出てくるProduct-Keyを調べる。これは本体裏のシールのものとは異なる。 Keyfinder | Magical Jelly Beanから、KeyFinderInstaller.exeを取得、EeePCにインストールして、Product-Keyを調べる。 Windowsのインストールの際にはこのProduct-Keyを入力する。nLiteによる、Windows XP Homeインストールディスクの作成
USBからのインストール
外付けのDVDドライブがあれば、nLiteで作成したインストールディスクで簡単にインストールできるのだが、DVDドライブは無いのでUSBからインストールできるWindows XPを作成する。 すべての手順はhttp://project-r.org/eeepc/xpinst-from-usb/を参考にした。ドライバなどのインストール
実際のところ、ASUSのサイトにあがっているドライバとDVDに入っているものとは同じ場合も多いようだが、ASUSのサイトにあがっているものを優先してインストールする。 その手間とメリットを考えるとnLiteと統合しない方がよいだろう)。 ACPI Driver ACPI.zip(バージョン V1.0.0.1 2009/06/12) AsusSetup.exe このドライバのインストール中に、Bluetooth(BT-253)ドライバのインストールも要求されるが、無視して作業を進める。 Chipset Chipset_XP_080619.zip(バージョン V8.3.1.1011 2008/06/19) AsusSetup.exe VGA VGA_XP_080619.zip(バージョン V6.14.10.4906 2008/06/19) AsusSetup.exe Audio Audio-ALC269_V5_10_0_5704.zip(バージョン 5.10.0.5704 2010/01/18) Setup.exe インストール後「hhctrl.ocxが見つからない」というエラーが発生するので、hhctrl.ocxをwindows\system32フォルダにコピーする。 TouchPadDriver Touchpad-ETD-V7_0_3_8.zip(バージョン 7.0.3.8 2010/01/18) setup.exe LAN Lan-AAR8113-V1_0_0_30.zip(バージョン 1.0.0.30 2010/01/18) Setup.exe WLAN Wlan-AWNE766-1_2_0_0.zip(バージョン V1.2.0.0 2008/10/14) setup.exe Bluetooth Bluetooth_XP_080619.zip AsusSetup.exe SuperHybridEngine SHE-1_16.zip(バージョン 1.16 2010/01/18) SuperHybridEngine_1.16.exe XP SP3 Record Fix XP-SP3_uvcrecordfix.zip(バージョン V3.0 2009/01/19) uvcrecordfix.exe日本語サポートの追加
[コントロールパネル]-[地域と言語のオプション]を開き、[言語]タブのなかから[東アジア言語のファイルをインストールする]をチェックして[OK]する。 このときファイルが足りないといわれるので、インストールに使用したディスクの$WIN_NT$.~LS\I386フォルダと、EeePC添付のDVDから\i386XP内のLangフォルダをコピーしたフォルダを交互に指定しながらインストールする。Program FilesをDドライブに逃がす
ASUSのサポートサイトにあるAutoC2D 3.0を使うと、Program FilesをDドライブに逃がすことができる。 ただしこのソフト、実際にはWindows Resource Kit Tools中のlinkd.exeを利用している。 そのためMappingC2D.exeを起動すると、自動的にWindows Resource Kit Toolsのダウンロードサイトが開くのでrktools.exeをダウンロードしてインストールする。 その後、Safemodeでの再起動などを経て、Program FilesがDドライブに逃がされ、リンクが張られる。高速化他の設定
- 仮想メモリのサイズを0にする。
- 視覚効果を「パフォーマンスを優先する」にする。
- My DocumentをDドライブに移動する。
- インストール時にはネットワークが設定されていなかったので、ワークグループを「rally」にする。
- CTRLキーの場所を入れ替える。
- ディスクドライブの検索インデックスをつくらないようにする。