テスト: MediaTomb 0.12.1

ビデオライブラリをDIGAで見るために、DLNAサーバを構築してみることにした。 DLNAサーバー構築(MediaTomb) - CentOSで自宅サーバー構築を参考に、というよりも、ほぼそのままの手順でインストール。 # wget http://jaist.dl.sourceforge.net/sourceforge/mediatomb/mediatomb-0.12.1.tar.gz # tar zxvf mediatomb-0.11.0.tar.gz # cp mediatomb-0.11.0/mediatomb.spec /usr/src/redhat/SPECS/ # cp mediatomb-0.11.0.tar.gz /usr/src/redhat/SOURCES/ # vi /usr/src/redhat/SPECS/mediatomb.spec ← mediatomb.spec編集 依存関係を解決するために、specファイルを修正する。
- BuildRequires: sqlite-devel, mysql-devel, libexif-devel, taglib-devel, file-devel, js-devel, zlib-devel
+ BuildRequires: sqlite-devel, mysql-devel, libexif-devel, taglib-devel, file, js-devel, zlib-devel, expat-devel
# rpmbuild -bb --clean /usr/src/redhat/SPECS/mediatomb.spec # rpm -ivh /usr/src/redhat/RPMS/i386/mediatomb-0.11.0-8.i386.rpm データベースにSQLLiteではなく、MySQLを使うためにMySQLデータベースを作成する。 # mysql -u root -p Enter password: ← MySQLのrootパスワード応答 mysql> create database mediatomb; mysql> grant all privileges on mediatomb.* to mediatomb@localhost identified by 'パスワード'; mysql> exit # mysql -p mediatomb < /usr/share/mediatomb/mysql.sql Enter password: ← MySQLのrootユーザのパスワードを応答 MediaTombの設定ファイル/etc/mediatomb.confを編集する。
- MT_INTERFACE="NOT_SET"
+ MT_INTERFACE="eth0"
MediaTombをいったん起動し、/etc/mediatomb/config.xmlを作成する。 # service mediatomb start ; service mediatomb stop
-       <sqlite3 enabled="yes">
+       <sqlite3 enabled="no">

-       <mysql enabled="no">
+       <mysql enabled="yes">

         <username>mediatomb</username>
+        <password>パスワード</password>
         <database>mediatomb</database>
      </mysql>

-     <protocolInfo extend="no"/><!-- For PS3 support change to "yes" -->
+     <protocolInfo extend="yes"/><!-- For PS3 support change to "yes" -->

  <import hidden-files="no">
+     <filesystem-charset>UTF-8</filesystem-charset>
+     <metadata-charset>CP932</metadata-charset>

      <extension-mimetype ignore-unknown="no">
+         <map from="jpg" to="image/jpeg"/>
+         <map from="jpeg" to="image/jpeg"/>
+         <map from="gif" to="image/gif"/>
+         <map from="png" to="image/png"/>
+         <map from="m4v" to="video/mp4"/>
+         <map from="mp4" to="video/mp4"/>
+         <map from="mpg" to="video/mpeg"/>
+         <map from="mpeg" to="video/mpeg"/>
      </extension-mimetype>
# service mediatomb start http://サーバーIPアドレス:50500/へアクセスしてMEDIATOMBページが表示されることを確認。 そのページで、公開するフォルダの設定などを行うことができる。 とりあえず、DLNAサーバーを起動して、クライアントでデータを表示することができるようになったのだが... まず、見つかった問題は、DLNAクライアントがDLNAサーバーを見つけることができないということ。 すなわち、WindowsMediaPlayerやDIGAなどのDLNAクライアントが、すでに起動しているMediaTombを見つけることができない。 逆にDLNAクライアントが起動しているときに、MediaTombを起動した場合には、クライアントがMediaTombを見つけることができる。 次の問題はDIGAでは、Mpeg4のデータを再生できない。 パパラクダの日記: 12月 2010によると、「VIERAでDLNAを使うためには、mime-typeが「video/mpeg」か「videoq/vnd.dlna.mpeg」でなくてはならない」とのこと。 ただし、現バージョンのMediaTombでは、メディアのトランスコードを行うことができる。 vlc がないので ffmpeg でトランスコード - Debian GNU/Linux 3.1 on PowerMac G4 MediaTomb - Free UPnP MediaServer これで、Mpeg4のデータをMpeg2にトランスコードすることができれば、DIGAでも見ることはできるかもしれない。 が、少しトランスコードのテストをしてみたが、うまくいかず、とりあえず断念。

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このページは、norが2011年9月 6日 22:04に書いたブログ記事です。

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