次期RSSリーダーについて考える

Googleリーダーがついに、あと3ヶ月弱でサービスを終了してしまう。 そこで、代替となるRSSリーダーを探すことになった。 RSSリーダーは、その運用形態によって大きく2つに分かれる。 1. サーバー型 サーバーにフィードのURLを登録、サーバー上で取得したRSSをWebや、スマートフォンのアプリなどでアクセスして閲覧するタイプ。 メリットは、PC、スマートフォンなど、どのクライアントから読んだとしても、既読情報などを共有することができること。 2. ローカル型 ローカルマシンのアプリケーションで、RSSを取得、閲覧するタイプ。 メリットは、常時動かしておくことが出来れば、過去のRSS情報を蓄積していくことができること。 Googleリーダーは、サーバー型ではあったが、過去のRSS情報を蓄積していくことができるどころか、すでに誰かがフィードのURLを登録していれば、自分が登録した以前にもさかのぼって、見ることができるという、理想的なRSSリーダーだったのだが... 流れていくすべてのRSSをチェックしきることができないという現状を考えると、過去の情報の蓄積というメリットはあまり優位点とは言えない。 ということで、サーバー型のRSSリーダーから、今後使用するものを検討することにした。 国内でメジャーなのが、YahooとLiveDoorのRSSリーダー。 しかし、Yahooは余計なデコレーションが多く、低機能かつ使い勝手がよくない。LiveDoorはそれなりに良い機能もあるのだが、使い勝手になれない。 ということで、海外に探索の手をのばすと、以下の4つが見つかった。 どれも、Googleリーダーに似たインターフェースを使うことが出来る。 NewsBlurの方はオリジナルのAndroidアプリがあるようだが、Free Accountでは64サイトまでしか登録できず、一度に10記事しか閲覧できないようなので、却下。 次に調べたのが、netvibes。 最初、Dashboardというレイアウトに戸惑ったが、Googleリーダー風のレイアウトにも変更できるので問題なし。 Androidからは、ブラウザアクセスになるが、オフライン設定も存在するようだ(詳細不明)。しかし、Android用のサイトが、Sleipnirのせいかうまく表示されない。 インタフェース的にはかなり良い感じだったのだが、これでは、ちょっと使えない。 そして、feedly。 現在のところ、Googleリーダーをそのまま読んできてプロキシーのような動作になっているようだ。 とりあえずは、まず、これを機会にGoogleリーダーに登録してあるRSSを整理してから、移行してみよう。 しかし、Googleリーダーは本当に良かった。 すでに、だれかが登録していれば、過去にさかのぼってストックしたRSS情報を表示してくれる。 まあ、キーバインドの良さは、viを使える人でなければわからないかもしれないが...

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このページは、norが2013年4月20日 23:59に書いたブログ記事です。

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