PC上の動画をDIGA(DMR-BW890)にコピーする

PC上にある動画を大画面のテレビで見る一番簡単な方法は、PC上にDLNAサーバーを立ててネットワーク経由で見るという方法だろう。 けれども、その場合はテレビを見るためにいちいちPCを立ち上げなくてはならない。しかし、動画をハードディスクレコーダーにコピーしてしまえば、いつでも見ることができる。 そこで、SDカード経由でのコピーを行なうことにした。BDやDVD経由でもコピーは可能だが、ディスクライティングにはかなり時間がかかるので面倒だ。 DIGA(DMR-BW890)が読むことができるSDカードのフォーマットは、AVCHDかMPEG2(SD_VIDEO)だが、DIGAでうまく読み込むことのできるSD_VIDEOの詳細仕様が不明なのでAVCHDを使う。 TVWM(TMPGEnc Video Mastering Works 5)で、テンプレートの「MPEGファイル形式」を元に出力設定を設定、「SDtoDIGA」として保存する。設定内容のポイントは以下のもの。 [出力するストリームの種類] MPEG-2 Transport (VBR) [映像設定]タブ
  • [ストリーム形式] MPEG-4 AVC
  • [映像エンコーダ] Intel Media SDK Hardware(x264でも可)
  • [プロファイルレベル] High Level 4.1
  • [サイズ] 1440x1080
  • [アスペクト比率] 16:9
  • [レート調整] VBR
  • [最大ビットレート] 18Mbps。平均はファイルサイズに応じて変更。
  • [ビデオタイプ] インターレース
[音声設定]タブ
  • [ストリーム形式] Dolby Digital
  • [サンプリング周波数] 48000
  • [ビットレート] 128
[GOP構造]タブ
  • [最大参照フレーム数] 3(4以下)
  • [GOPの標準フレーム数] 24
[詳細設定]タブ
  • [192バイトパケットで出力する] チェック
TMPGEnc Video Mastering Works 5体験版を使ってみた_2010.12.27 | 横手の休日」を参考にした。 この設定(「AVCHDforDIGA」)を元に、ビットレートを調整し、出力する。 出力したファイルの拡張子が「m2t」で、これはmultiAVCHDで読み込めないので「m2ts」に変更して、multiAVCHDで読み込み、「Panasonic Blu-ray Players」を選びAVCHD出力する。 なお、multiAVCHDでMPEG4-AVCファイルを読み込むときフォルダ名、ファイル名は、英語にしておくこと。またタイトルも英語にする。 完了したら、SDカードのルートに「/PRIVATE」フォルダを作り、その中に出力された「AVCHD」フォルダを丸ごと置くようにする。 これでDIGAで読むことができる、SDカードができあがる。 タイトル名は、Web経由でDIGAにアクセスして、書き換えるのが楽だろう。

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このページは、norが2013年5月21日 04:43に書いたブログ記事です。

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