Samsung SSD 840 EVO mSATA モニター当選企画 その7
SSDへのWindows 8.1インストールも、1点を除きほぼ問題はない。
注意したい点は、Intel NUC(D34010WYKH)に接続したmSATA SSDはHDDよりもドライブ名の優先度が低い、つまりHDDにNTFSパーティションが存在した場合、SSDはそのパーティションよりも後のドライブ(D、E...)になってしまう、ということ。
もちろんSSDがDドライブになってもWindowsはインストールできるし、問題なく動作する。ただ、システムドライブがCドライブでないのはなんとなく気持悪いという程度ではあるのだが...
SSDにWindowsをインストールしてCドライブにしたいのであれば、「Windowsのインストール場所を選んでください。」で、ドライブ0はまったく領域が割り当てられていない状態にして、2つめのドライブ1を選び[次へ]ボタンをクリックする。
この時、Cドライブを選んだ状態で新規をクリックしたりするとEFI領域がHDDに作られてしまい、たとえWindowsのインストール先をSSDにしても若干起動が遅くなってしまう。若干と言っても、Windowsのみをインストールした状態では1秒弱なのだが...
以上により、WindowsのシステムドライブがCドライブでSSDという、一般的な環境を構築することができる。
HDDを使うためにはWindowsのインストールが完了した後、[コントロールパネル]の[システムとセキュリティ]-[管理ツール]-[ハード ディスク パーティションの作成とフォーマット]で、HDDをフォーマットしてD以降のドライブ名をつける。
もちろん、「システムドライブはHDDでいいので、高速なSSDはデータドライブに使いたい」という方は上記のようにする必要はない。ご自由にどうぞ。
ここではD34010WYKHと書いたけれども、D54250WYKHも同様なはず(試したわけではないけれど)。
「SSDとHDDのパフォーマンス比較」に続く