念願の都はるみコンサート。
ひさびさの浅草公会堂。
予想はしていたが、並んでいる人、席に着いている人、みんな僕より二回りくらい年上だ。僕が最年少なのではないか、とも思える。
オープニングは、演歌と言うにはノリがよすぎる「ムカシ」。
阿久悠、宇崎竜童という作品で、大ヒットした曲ではないがコンサートの定番のようだ。
しゃべりを交えながら、ステージは進行していく。
今回の席は2階席だったせいもあるのだろうが、若干声が聞きづらい。70近い女性であることを考えれば、声量が落ちてくるのはやむを得ないだろう。
それでも、ステージを駆けまわりながらのはるみ節。声の美しさだけをとれば、他にもうまい歌手はたくさんいるが、節回しは彼女ならではのもの。
そして恒例となった、おんなの海峡での、反り返り。動きを止めないステージはやはり一流のエンターテイナーだ。
数多いヒット曲は出し惜しみする必要もなく、次々と歌われていくあっという間の2時間。
誰に言っても「都はるみに行くの」と驚かれるが、来ておいてよかった。
コメント