TVキャプチャボードを有効にしたので、タイムシフト再生ができるPowerVCRをインストールする。
サイバーリンクの製品だが、もはや同社でも後継のテレビ表示録画ソフトは販売していない。
インストールしたのは3つのファイルで、すべて以前オンラインで購入したもの。
このときにはフリーソフトではタイムシフト再生や予約録画に対応したものはなかったのだ。
まず、PowerVCR TV Edition 乗り換え版。これは、他社のTV視聴ソフトを持っている人用のものだ(PVCRTV_up.ZIP)。
次に、PowerVCR TV Edition 最新版アップデートパッチ Version 2.5 2001/10/03(PVCRTV_1003PKG_PATCH.ZIP
)。
最後にPowerVCR TV Edition Plus Upgread(PVCRTVP_Up.zip)。これは、iEPGやメールによる録画予約を可能にするアップグレードだ。
順番にインストールしたのだが、ひょっとするとそれぞれのアーカイブは、すべて過去のバージョンを含んでいるのではないかと言う気がする。過去バージョンはインストールしていなくても、インストール用のファイルを確認できれば良いのかもしれない。
タイムシフトができるだけでなく、明らかにPowerVCRの方がI/OデータのTVステーションよりも画質がいい。
正直、単にテレビを見るだけならTVステーションの方が、ごてごてとしたデコレーションのPOWER VCRよりも好みなのだが。
なお、MPEGエンコード時にソフトウェアによるノイズリダクションや、モーションスムーサーも利用することができるので、安易なキャプチャにはいいかもしれない。
もっとも、電波とキャプチャの品質がよければ必要ないのだが。
ただタイムシフト再生では他に何もしていなくても、時折一瞬の途切れがある感じがする。ちょっと使ってみた感じでは、再生側で落ちているのではなく、一時保存されているファイルに問題があるようだ。
もう1つの問題は、Windowsのシステムそのもののサウンド設定をいじること。
時折、音声が出なくなることがある。他のソフトと併用したときなど、一発でどちらかがだめになってしまう。