結局のところ、ながらで流しておくにはGyaoより普通のTVがいい。
ということで、もともと付いていたTVチューナーボードを活性化。Bt878とシャープのチューナーを搭載したI・OデータのGV-BCTV4/PCIだ。
2002年3月に生産終了の、すでに前時代の遺物となってしまったAVIキャプチャ(添付ソフトウェアによるMPEGキャプチャもできたが…)のボードだが、普通にTVを見るには十分。
当時は、この種のボードの中ではかなり評価が高かった製品で、メーカーOEMも多くバルク版もかなり出回っていた。
ただ、このボード標準ではNT系のWindowsには対応していない。そこで正規ユーザ向けにダウンロードサービスされたWindows2000用ベータドライバを使用することになる。
これをダウンロードできただけでバルク版を買わなくてよかったと思う。
実は、バルクでなく、正規版を買ってよかったと思える数少ない経験だ(それが良いことか悪いことかは別として)。
ただ、この製品版にはADAMS、bitcast、文字放送用のソフトウェアが付いていたが、共にインターネットの普及と共に消え去ってしまった…いずれも電波の隙間を利用しているもので、インターネットの普及がなければ、未来はあったのかもしれないが。
ファイルは3つ。「Windows2000用ベータドライバ4.21B(1, 2)、アプリケーション」を展開してインストールする。
まず、ドライバは6つ。以下の順番にインストールする。
マルチメディアコントローラ
マルチメディアビデオコントローラ
不明(WDM TvTuner)
不明(WDM Crossbar)
不明(WDM Capture Audio)
不明(WDM Capture Video)
音声は補助入力(AUX)に設定する。
純正のアプリケーションは、TVステーション。
シンプルな作りで見るだけなら非常に使いやすいし、一応キャプチャもできる。しかし、画質はあまりよくない。
自宅のマンションは、難視聴地域なのでケーブルテレビを使用おり、オプションのチャンネルの設定は以下のとおり。
2 Shop Channel
5 千葉TV
9 TV市川
11 QVC?(テレビショッピング)
59 不明
以前は11には放送大学が入っていたが、今はQVCに変わってしまった。テレビショッピングなんてなくていいのに。
ということで、とりあえず、TVを見ることができるようになった。
後日談。
DScalerの方が画質が段違いによく、今後もし再インストールをすることがあるならTVステーションは必要ないだろう。