前準備
まず、ユーザを作成する。
UIDを指定してユーザディレクトリを作成。
# useradd -m -u 1002 foo
/etc/shadowのパスワード部分をコピーで完了。
移行作業
旧マシンでipchainsを使って、LAN内部向けのssh以外のすべてのポートを閉じる。
ホームディレクトリの移動。
まず、ユーザのホームディレクトリをコピーする。
# tar zcvf - ./home | ( ssh nor@192.168.1.6 "cat - > home.tar.gz")
ユーザは以下の3通り。
- 普通に使うユーザ。
-
メール転送のみするユーザ。
すでにあるホームディレクトリに、i-forwardをしかけるために、.forwardと.i-forwardrcをセットした。
".forward"は単純にすべてのメールをi-forwardに渡すのみ。
"| /usr/local/bin/i-forward"
- メールのみ使うユーザ。
-
.forwardをMaildirに配送するように記述。
/home/foo/Maildir/
さらに、メール転送を行うユーザはi-forwardにも送るように付け加える。
"/usr/local/bin/i-forward"
そして、ホームディレクトリのバックアップからMaildirのみを書き戻す。
- 普通に使うユーザ。
-
-
普通にホームディレクトリをtarでコピー。.forwardを設定。
ただし、ユーザ用のhtmlディレクトリが"html"から"public_html"に変更になったので、これだけ気をつけて作業する。
ルータにより、DMZを新規登録
DMZのマシンをstarletからtowerに変更。
Postfixの設定ファイル変更
Postfixの設定ファイルmain.cfでホスト名を変更する。
myhostname = mail.rally.or.jp
BINDの設定を変える
外向きのものは、そのままでかまわないが、内向きのmail, wwwのCNAMEの対象をstarletからtowerに変更。
直後
接続テスト
まず、BINDにアクセスできるか。
Zaurusで携帯経由でテストした。
dig @ns.rally.or.jp rally.or.jp mx
など。
メールを外から送れるか、受け取れるか。
まず、外から、直接SMTP、POP、IMAPサーバへ接続できるか。
これも、Zaurusでテストした。
配送テストは、送信受信テストともにWebメールで行った。
受取りは、IMAPは外部にはサポートしない予定なので、POP3(110)のみ。
OB25、つまりポートは25と587の二つを試さなければならない。
webは、携帯から見れるかだけをチェックした。