まだ、新しいハードディスクを使いはじめてから、それほどたってはいないが、頻繁にコピーを繰り返し、容量も最大近くまで使用している。
巨大なファイルが多いゆえ、それほどファイルのフラグメントも発生してはいないだろうが、事前に準備しておくに越したことはない。
純正のデフラグツールで調べてみると、「このボリュームを最適化する必要はありません。」と出る。
たまたま、O&O Defrag 10 Professional Editionの無料アカウントが配布されている
O&O Defragはマイナーだが、ソースネクストにOEMで驚速デフラグ2という名で販売されており、それなりの評価もあるソフト。
以前、Auslogics Disk Defragを試してみて、不満と言うほどのものはないのだが、Auslogics Disk Defragは、単にフラグメントを解消するだけのもので、ブートタイムデフラグや、ファイル位置の最適化には対応していない。
今回は、O&O Defragを試してみることにする。
http://www.oo-software.com/
O&O Software - Creating Solutions!で、ユーザ登録、OODefrag10ProfessionalEnu.exeをダウンロードし、シリアルが送られてきたら、インストール。
O&O Defragのモニタが、タスクトレイに常駐するようになる。
最初、このモニタがかなり負荷が高いような気がしたが、どうやら負荷が高いのは別のソフトウェアが原因だったようだ。
モニタはWindowsのサービスとして実行されており、このサービスを手動起動にして、以下のようなバッチファイルでO&O Defragを立ち上げることにより、必要な時だけO6O Defragを使うことができる(2chより)。
@ECHO OFF
NET start "O&O Defrag"
ECHO. Please wait.
PING localhost -n 10 > nul
ECHO. "O&O Defrag" is starting.
"C:\Program Files\OO Software\Defrag Professional\oodcnt.exe"
ECHO. .
ECHO. ..
ECHO. ...
ECHO. "O&O Defrag" ended.
ECHO. Please wait.
NET stop "O&O Defrag"
ただし、サービスとして実行しておくこけば、スクリーンセーバ状態の時に自動的にデフラグを実行するというような使い方ができる。
どちらがよいのかといえば、実際の断片化の進行具合いによるのだろう。
激しく断片化が進むのであれば、自動的にデフラグをしたほうがよい。
そうでなければ、必要なときのみ起動したほうが、HDDの寿命などには有利だろう。
このソフトでの一番の問題は、1TBのUSB外付けディスクが使用できなかったこと。
容量は対応している事になっているが、分析で停止してしまうだけでなく、ドライブ情報を取得すると以下のようなおかしな値が表示される。
が、とりあえず、1TBのディスクは常にアクセスするものではなく、主に巨大な映像ファイルかバックアップを収納しているので、O&O DefragでなくWindows純正のデフラグを使うだけでも十分だろう。
実際の使用感については、O&O Defrag 10の使用感に。