新しいハードディスクへのデータをコピーをはじめたが、極めて大量の小さなファイル(数KB程度)があるため、恐ろしい時間がかかる。
これはWindows標準のコピーが、ファイルをひとつ読んでそれを書き込み、次のファイルを読んで、という動作をするため。いくら小さなファイルでも、進捗画面で、一つ一つをコピーしているのがわかるほどに遅い。
そこで、高速コピーツールを導入することにした。
よく使われているのは、FastCopyとFire File Copyの2つのようだ。
基本的にはどちらも同じ原理で動作するようだが、仕様がわかりやすいこと、ソースが公開されていることからFastCopyを使用してみることにする。
ver.2.08のアーカイブ、FastCopy208.zipをダウンロードして展開、setup.exeでインストール。
動作画面はシンプルながら、必要と思われる情報の表示がしっかりしていて、とても好ましい。
Webでは、巨大なファイルをコピーする際に、倍以上のスピードが出るというレポートが多かったが、今回のような細かいファイル(数KB程度)を大量にコピーする場合はさらに効果的で、見た目で10倍程度のスピードが出ている。
また、うたい文句通り、OSのキャッシュを使わないことによる他のプロセスへの影響も十分に体感できるほどに抑えられている。
今後、Windowsのコピーの代りに常用する価値は十分にありそうだ。
さらに差分、同期などのモードも充実しているので、バックアップツールとしても活用できそう。
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このページは、norが2011年4月19日 06:56に書いたブログ記事です。
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