インストール: SpeedFan 4.49 Final

ファンの音がかなりうるさい。 かと言って、静音ファンに交換するほどのことはないが、可能であれば、もう少し静かにしたいものだ。 そこで、非公式Wikiに書いてあったSpeedFanを導入して、制御を試みることにした。 SpeedFanのページから、ダウンロードできるのだが、目立つ場所にあるDownloadバナーをクリックするとダウンロードツールも同時にインストールしようとするので、メニューの「Download」から探して行った方がいい。 SpeedFan 4.49 Final(instsf449.exe)をダウンロードして、実行するとインストールされる。 ところが、CPUの温度が124℃、AUXの温度が56℃という恐ろしい値が表示される。 もっとも、SpeedFanがExpress5800の特注マザーには対応していない可能性大なので、とりあえずCoreTempを入れて見てみることにした。 やはり、SpeedFanの読み込み値が間違っていることを確認。 さらに負荷をかけて、変動状況を調べてみる。 Core0、Core1は、Core Tempの表示と比べてみても、確かに、CPU Coreの温度を表示しているようだ。
  • Sys Fan: 1493RPM(若干の変動あり。おそらくFront Fan)
  • CPU Fan: 2319RPM(若干の変動あり。おそらくCPU Fanで正しい)
  • Aux Fan: 6026RPM(若干の変動あり。おそらくRear Fan)
  • System: 27℃(若干の変動あり)
  • CPU: 124℃(まったく変動無し)
  • AUX: 56℃(まったく変動無し)
  • SMI0VT4: 28℃(若干の変動あり)
  • SMI0VT5: 28℃(若干の変動あり)
  • SMI0VT6: 28℃(若干の変動あり)
  • HD0: 29℃(若干の変動あり、おそらくS.M.A.R.Tから取っているので正しい)
  • Temp1: 28℃
  • Temp2: 28℃(若干の変動あり)
さらにデフォルトでは表示されないCore1、Core2は以下の値。
  • Core0: 28℃(負荷で変動あり)
  • Core1: 28℃(負荷で変動あり)
若干は、1、2度程度。 それぞれの表示が何を示しているのか見当がついたら、[設定]の中の[温度][ファン]の[表示する項目]をハイライトさせてF2を押して、名称を分かりやすいものに変更していく。また不要そうな項目については、チェックを消して表示しないようにする。 例: Sys Fan→Front Fan など 名称を変更できたら、いよいよ設定。 まず、メイン画面で[ファンコントロール自動化]のチェックをはずしておく。

[設定]-[温度]

メイン画面に表示する各項目についてチェックを入れ、次に各項目のツリーを開いて、それぞれの温度がどのファンを制御するか関連づけていく。 また、各項目をハイライトさせたときに下に出る[要求]、[警告]の温度も設定する。おそらく、[要求]の値を越えると、後で設定するファンの最小値から回転が上がり始め、警告で最大値に達するのではないか(未確認)。

[設定]-[スピード]

各ファンについて[最小値][最大値]を設定する。[変化量の自動化]については、効果は疑問だが、チェックしておく。

[設定]-[詳細設定]

[チップ]で「Nuvoton NCT6776F」を選んでPWM modeの1~3をクリックしてそれぞれ下の[設定値]を「Smart Fan IV」から「Manual」に変更する。 メイン画面に戻り[ファンコントロール自動化]のチェックを入れる。 以上で設定は終了。エンコードでもして動作を確認する。 確認できたら、SpeedFanをスタートアップに入れて完了。 リアファンの線を抜いて、さらに静音化するという手もあるが、安全を考えてやめておく。ちなみに、リアファンの電源抜いて起動させるにはBIOSの「Post Error Pause」を「Disabled」にする。 現在は、まだ気温が低いので、ちょっとマージンを取って設定したが、夏になる前に要再確認だな。

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このページは、norが2013年3月20日 18:23に書いたブログ記事です。

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