Ubuntuは、重く、容量も食い過ぎるので、Lubuntuを試してみる。
lubuntu | lightweight, fast, easier <http://lubuntu.net/>からISO(lubuntu-14.04.3-desktop-i386.iso)をダウンロード。もちろん、32bit版。
Lubuntu 14.04 その1 - 日本語環境の構築と確認・インターネットに接続せずLubuntuをインストールした時は - kledgeb <http://kledgeb.blogspot.jp/2014/04/lubuntu-1404-1-lubuntu.html>
を参考にインストール。
Lubuntuのインストール自体は、ほぼUbuntuと変わらず。
ディスク構成は、4GBのSSDを/に、8GBのSSDは/homeとしてマウントする。
そうすれば、DropBoxの容量をフルに使ったとしても、ローカルに保存しきることができる。
パッケージのアップデート
まずは、パッケージのアップデートを行う。
左下のメニューアイコンから[システムツール]-[ソフトウェアの更新]を選んで、アップデートを行う。
メニューから[設定]-[言語サポート]を選んで、不足している言語サポートがあればインストールする。
[言語サポート]では、「日本語」が最優先になっているかを確認する。
さらに、[キーボード入力に使うIMシステム]が[IBus]になっていることも確認。
# IBusはもはやFictxに変わる流れなので、今後はFictxを推奨。
IBusのインストール
インストールしたままだと、インライン変換ではあるのだが、変換候補がウィンドウ左下に表示されるので、入力の真下に変換候補が表示されるようにする。
メニューから[システムツール]-[Lubuntuソフトウェアセンター]を起動。
ウィンドウ右上の歯車ボタンをクリックし[Lubuntuソフトウェアセンター設定]で[上級者モード]を「オン」にする。
ibus-gtk、ibus-gtk3の二つをバスケットに入れ、[アプリバスケット]から[パッケージをインストール]する。
再ログインすると、変換候補が入力文字列の真下に表示される。
Ctrl-CapsLockの入れ替え
Ctrl-CapsLockの入れ替えを行う。
LXDEでCaps LockキーをCtrlキーと入れ替えるには/etc/default/keyboard内に以下の記述を追加してOSを再起動する。
XKBOPTIONS="ctrl:swapcaps"
以下の情報もあったが、うまくいかず。
~/.config/lxsession/Lubuntu/autostartというファイル(なければ作成)に、以下の1行を追加するとログインしなおしてもキーマップの変更が有効になる。
@setxkbmap -option "ctrl:swapcaps"
インストール: Emacs 24
Gnu emacs 24は2つあるので「emacs24-lucid」ではない方をインストールする。
インストール: Dropbox
とりあえず、両方をインストールして簡単にいじってみたのだが、UbuntuはOSだけで6.5GBを使うこと、Lubuntuの動作が目に見えて軽いこと(Emacsだけならさほど変わらないのだが、ウィンドウの切り替え、Firefoxの動作が明らかに軽い)などからLubuntuを使用することに決定。
とりあえず、EmacsをメインにFirefoxをちょっと使うくらいなら、Lubuntuは問題なく動きそうだ。
Ubuntuのメリット
- なんといっても、オリジナルそのもの。
- Ubuntu自体のキャッチアップにも使える。
- OSが4GBに余裕で収まるため、8GBのSSDを/homeパーディションとして使うことができる。
- 動作が軽い。