Samsung SSD 840 EVO mSATA モニター当選企画 その8
やっと、SSDへのWindowsが完了、SSDとHDDのパフォーマンス比較ができるようになった。
比較するのは、以下の2台
- SSD: Samsung SSD 840 EVO mSATA 120GB (MZ-MTE120B/IT)
- HDD: Westan Digital WD10JFCX 1GB (SATA3 6Gb/s)
まず、ディスクのベンチマークCrystal Disk Mark 3.0.3。
一番差がない、シーケンシャルでも4倍以上の差、4KB単位でのランダムリード/ライトでは10倍以上の差が出ている。
ただ、コンピュータの動作速度は、ディスク以外にも様々な要因があるので、この速度差が、そのまま体感できるのかというと疑問。
そこで起動時間を比較してみた。
通常のシャットダウンと、高速スタートアップ無効で起動するシャットダウン(SHIFTキーを押しながら)について電源オンからマウスクリックでログイン画面を表示できる状態になるまで計測したもの。
HDDの時は以下の結果だったのだが。
- 高速スタートアップによる起動: 12.1秒
- 高速スタートアップを一時的に無効にした起動: 31.1秒
SSDで計測すると...
- 高速スタートアップによる起動: 9.0秒
- 高速スタートアップを一時的に無効にした起動: 12.2秒
電源オンからの9秒であれば、家電としても十分許容範囲だろう。
高速スタートアップではそれほど差がないようだが、ディスクアクセスには関係ない電源オンの後の接続機器のスキャンなどに7秒程度かかっている。SSDの場合、実際にディスクにアクセスし始めてからだと1秒程度ではないだろうか。
また、高速スタートアップが無いWindows7環境であれば、SSDとHDDの差はかなり大きなものになりそうだ。
OSの起動以外にも、最近の大きくなったソフトウェアの起動時間もかなり短縮されることが期待できそう。