Samsung SSD 840 EVO mSATA モニター当選企画 その9
さて、Samsungもう一つのSSDユーティリティSamsung Magician Software。
おまかせ設定については自分で細かく見たり設定したいこともあるが、注目したいのが「動作状況(使用容量、健康状態)の確認」とRAPIDモード。
かなり安心して使えるようになってきたSSDとは言え、やはり書換回数の制限というのは気になる点。しかし可動部分がないSSDは書換回数の問題さえクリアになれば、HDDよりも安心して使うことができるとも考えられる。
そういう意味では、この「動作状況(使用容量、健康状態)の確認」機能は、予備ブロックの消費を確認することによって、その寿命を予想するためのツールになる。
また、メインメモリを利用したキャッシュのRAPIDモードもその効果を期待したいところ。リードライト両方が良くなるということだ、実際のところはどうなんだろう。
RAPIDモードを有効にするのは、[有効にする]ボタンをクリックして再起動するだけ。
ということでやっぱりベンチマーク。
RAPIDモードが有効でない状態のSSDはこれ。
RAPIDモードを有効にしたSSDはこれ。
ソフトウェアでこれだけの違いは出るというのは、なかなかすごい。
ちょっと残念なのは、ログイン後、Samsung Magician Softwareの起動確認ダイアログが出ること。その性質上、管理者モードの動作が必須なソフトウェアなのだろうが、ちょっと面倒。
そして、このタイアログが出ると言うことは、RAPIDモードはログインしてはじめて有効になると言うことだろう。
まあ、スリープで使うというのも手だろうか。
「NUCをLinuxで使ってみる」に続く