朝食は6階の展望レストランで。展望はとてもいい、とてもいいのだが、桧木内川沿いの桜はほとんど咲いていない。がっくりだ。
チェックアウトして、雨の中、傘をさして武家屋敷通りに出かける。まだ満開ではないものの、さすがゴールデンウィークの桜の季節、ものすごい人混み。
ホテルから徒歩5分くらいの樺細工伝承館前では、枝垂れ桜が八分咲きくらい。
角館の桜まつり, 角館 - 旅行のクチコミサイト フォートラベル
伝承館にはいると、ちょうど角館高校の生徒による飾山囃子が演じられるところ。
全員女性なのだが、「これは女性のものなのだろうか、それとも男性が参加していないだけ?」などと、考える。
その後、町中を桜を見ながら散策し、古民家や武家屋敷に入る。遠野でも思ったのだが、木造の家屋での昔の北の暮らしはどれほど辛かったのだろう。5月の今日でさえ表を歩くのは寒いというのに。
そんなわけで、武家屋敷の茶屋(という店)で温かい稲庭うどんをいただく。
そして、一軒くらいはということで、武家屋敷、青柳家に入る。
角館歴史村・青柳家, 角館 - 旅行のクチコミサイト フォートラベル
順路の最初に出てくる母屋、武器庫などは、まさに武家屋敷、歴史的建造物だったのだが、そのうち、歴史的建造物の中に展示されているのは、寄贈された古いレコードや、大東亜戦争の遺品などに。
出たあとで、チケットを見てみたら「角館歴史村・青柳家」とある。
武家屋敷だけではなく、その後の歴史も含むということか。それでも、レコードや、幕末、明治の写真、古いカメラなどは角館、東北にはあまり関わりはないような気がするが。
角館ゆかりのの絵師である小野田直武が筆をとった解体新書の初版などは、貴重な歴史的資料なのだろうが、コレクターというわけではないので、ガラスの中に入って展示されているものに初版の価値はいまひとつ感じられない。
武家屋敷を出て最後に川沿いに出てみたが、2kmの桜のトンネルは残念ながら2分咲き程度。自然が相手なので、うまくいかなくても仕方がないかな...
そんなわけで、角館を後に、国道46号を田沢湖に向かう。
途中にある刺巻湿原は水芭蕉が満開ですばらしい。
刺巻湿原 - 旅行のクチコミサイト フォートラベル
予想外に、国道のすぐ脇の駐車場からすぐに湿原に入ることができるようだったので、寄ることができたのは幸いだ。
雨は冷たいが、水芭蕉は雨の中の方が映えるかもしれないな。
けれど、雨の中では見にくる人は少ない。水芭蕉祭りとして地元の人による出店も出ているが、客はほとんどいない。おばちゃんが、まばらな観光客に、焼いてしまったみそたんぽや川魚を勧めている。
僕らは、ぶっとい串に刺したでっかいみそたんぽをいただいた。
韓国ドラマIRISで一躍有名になった田沢湖のたつこ像に立ち寄り宿に向かう。
田沢湖から山を上っていくと、道の脇には、雪が積もっている...
泊まりは、プラザホテル山麓荘。
プラザホテル山麓荘 (田沢湖・乳頭温泉郷) - 旅行のクチコミサイト フォートラベル
朝は露天風呂に入れないというので、速攻で露天風呂に行く。
露天風呂は、洗い場はなく浸かるだけ。露天風呂はそれほど濁っていないのに、内風呂はかなり白くなっていたのはなぜだろう。
夕飯食べて、民謡、三味線ショーを見ておやすみなさい。
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MtkDLutでダウンロードしたnmeaファイルを、NMEA to KMZでKMZに変換したものをGoogleMapsでリンク設定した地図。
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