中学から、大学卒業後しばらくまで買っていた、FM情報誌。
この他にFMレコパル、FM Station、週間FM等の雑誌があったが、(おそらく)レンタルレコードやCDの普及により2000年以降まで生き残ったのはFM Fanのみだったはず。
最初に買いだしたのはFMレコパルだったが、オーディオ関連の記事が多く、扱っている音楽のジャンルが幅広いFM Fanに切り替えた。誌面も整っていて上品だったのも、気に入っていた理由の一つだろう。
記事の質も高くて突っ込んだものが多く、FM Fanの記事によって出会った音楽は数多い。
オーディオでは、やはり長岡鉄男氏の記事が読み応えがあった。辛口ではあったが、しっかりとした分析を元にしたその評価の理由もわかりやすく、筆力が非常に高い方だった。
買うのをやめたのは、オーディオにあまり関心が無くなったこと、そして就職してきちんとした収入が得られるようになってレコード、CDを買う余裕が増えエアチェックをすることが減ったせいだと思う。
さすがに、FM情報誌はバックナンバーを長い間取っておくことはなく、あまり残っていなかった。
版元: 共同通信社(株)
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