名著の最近のブログ記事

著者: 石井達夫訳者: 落水浩一郎・大木敦雄
発行: 技術評論社
初版: 平成11年1月25日
ページ数: 309ページ
ISBN4-7741-0717-4 C3055
価格: 2,880+税円
URL: http://www.gihyo.co.jp/books/syoseki.php/4-7741-2687-X

おそらくPostgreSQLの書籍は、これが日本で最初のものだろう。
そして、この書籍と、筆者の石井氏の属する日本PostgreSQLユーザ会により、日本ではPostgreSQLが普及するようになったと言っても過言ではないはずだ。

いまや、僕はMySQLを使うようになってしまったが、やはり、このころはPostgreSQLユーザだった。

通称シーラカンス本と呼ばれているが、版を重ねるごとに内容は充実し、5版では520ページにもなっている。

Cus10002.jpg

原題: THE UNIX C SHELL FIELD GUIDE
著者: Gail Anderson, paol Andersen
訳者: 落水浩一郎・大木敦雄
発行: パーソナルメディア株式会社
初版: 昭和62年10月15日
ページ数: 463ページ
ISBN 978-4-89362-029-0
価格: 3,500円
URL: http://www.personal-media.co.jp/book/lang/029.html

07082501.jpg

BSDのシェルといえばCシェル。
昭和の時代にはこれしかなかった、Cシェルに特化した書籍だ。
コマンドラインから、シェルプログラミングまでを解説していて、今はbashユーザの僕も、常に机の上において読んでいたものだった。
それまで、MS-DOSのcommand.comで四苦八苦していた僕にとっては、UNIXへの傾倒を方向付けた本のうちの一冊だと言えるだろう。

今でも(多くは無いだろうが)BSD入門者には是非読んで欲しい本だ。

この初版は、ハードカバーだったが、現在もソフトカバーで発行されている。

このアーカイブについて

このページには、過去に書かれたブログ記事のうち名著カテゴリに属しているものが含まれています。

前のカテゴリはいつか読みたいです。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。