ついにleadのCドライブがいっぱいになってしまい、Windows Updateもできなくなってしまったので、クリーンインストールを行うことにした。
添付のDVDから出荷時状態にリカバーできるのだが、この際だからnLiteを使用して可能な限り小さいWindowsを作ることにした。
作成したUSBメモリからインストールを行う後半部分については、手順をまとめて修正したものを「
EeePCのWindows XP再インストール手順まとめ - Computer」として記載した。
2011/09/04 一部修正
参考サイト
nLite - 初めの一歩 - EeePC 900シリーズ Wiki - livedoor Wiki(ウィキ)
■WEBLOG BEHAVIOR::■EeePC 901 nLiteでXP HOME軽量化
アクティベーション不要にするためにの準備
実は、以下の作業を行ってもアクティベーション不要にはできなかったので次回以降は行わない(具体的には、取得したプロダクトキーが受け付けられなかった)。
まず、アクティベーションを不要にするために、以下の作業を実施する。
リカバリ前のWindows(プリインストールの状態)で、WINDOWS\System32フォルダ以下のOEMBIOSファイル4つ(OEMBIOS.BIN, OEMBIOS.CAT, OEMBIOS.DAT, OEMBIOS.SIG)を個別にCAB圧縮し、拡張子の最後を"_"に置換(つまり、.BI_ .CA_ .DA_ .SI_)する。OEMBIOS.CATについては、WINDOWS\System32\CATROOTの下のさらに下にある可能性がある。
これらの4つのファイルを、後でnLiteで作成したi386フォルダに入れる。
さらにkeyfinderなどのツールを使って調べて出てくるProduct-Keyを調べる。これは本体裏のシールのものとは異なる。
Keyfinder | Magical Jelly Beanから、KeyFinderInstaller.exeを取得、EeePCにインストールして、Product-Keyを調べる。
Windowsのインストールの際にはこのProduct-Keyを入力する。
nLiteによる、Windows XP Homeインストールディスクの作成
http://www.nLiteos.com/から、v1.4.9.1のSelf-extracting archiveであるnLite-1.4.9.1.exeをダウンロードして実行すると、展開されるだけでなく、Program Filesにインストールされて、スタートメニューへの追加まで行われる(インストーラーバージョンとの違いは何だろう?)。
http://www.nLiteos.com/から、v1.4.9.1のInstallerであるnLite-1.4.9.1.installer.exeをダウンロードして実行する。Self-extracting archiveでもProgram Filesにコピーされてスタートメニューへの追加まで行われるが、インストーラーバージョンであれば、必要であれば.NET Framework 2.0がインストールされる。
(2011/09/04 修正)
作業ディレクトリとして、901Win(任意の名前)というフォルダをつくり、EeePCのDVDよりi386XPフォルダをi386という名前でコピーする。
901Winフォルダに、WIN51、WIN51IC、WIN51IC.SP3という3つの中身が空のファイルを作成する。
そして、nLiteの起動。
■WEBLOG BEHAVIOR::■EeePC 901 nLiteでXP HOME軽量化より取得した、nLiteの設定ファイル「080822_behavior.INI」を読み込み、これを元に設定を行う。
といっても、変更するのは基本的に「手動インストールとアップグレード」を削除しないようにすることのみ(CD以外からのインストールを可能にするため)。
ISOの作成直前に、アクティベーションを無くすために作成してあるOEMBIOS.BI_、OEMBIOS.CA_、OEMBIOS.DA_、OEMBIOS.SI_をi386フォルダにコピーする。
アクティベーション不要はあきらめたので上記は不要(2011/09/04 修正)
USBからのインストール
外付けのDVDドライブがあれば、nLiteで作成したインストールディスクで簡単にインストールできるのだが、DVDドライブは無いのでUSBからインストールできるWindows XPを作成する。
すべての手順は
http://project-r.org/eeepc/xpinst-from-usb/を参考にした。
ドライバなどのインストール
実際のところ、
ASUSのサイトにあがっているドライバとDVDに入っているものとは同じ場合も多いようだが、ASUSのサイトにあがっているものを優先してインストールする。
その手間とメリットを考えるとnLiteと統合しない方がよいだろう)。
ACPI Driver
ACPI.zip(バージョン V1.0.0.1 2009/06/12)
AsusSetup.exe
このドライバのインストール中に、Bluetooth(BT-253)ドライバのインストールも要求されるが、無視して作業を進める。
Chipset
Chipset_XP_080619.zip(バージョン V8.3.1.1011 2008/06/19)
AsusSetup.exe
VGA
VGA_XP_080619.zip(バージョン V6.14.10.4906 2008/06/19)
AsusSetup.exe
Audio
Audio-ALC269_V5_10_0_5704.zip(バージョン 5.10.0.5704 2010/01/18)
Setup.exe
インストール後「hhctrl.ocxが見つからない」というエラーが発生するので、hhctrl.ocxをwindows\system32フォルダにコピーする。
TouchPadDriver
Touchpad-ETD-V7_0_3_8.zip(バージョン 7.0.3.8 2010/01/18)
setup.exe
LAN
Lan-AAR8113-V1_0_0_30.zip(バージョン 1.0.0.30 2010/01/18)
Setup.exe
WLAN
Wlan-AWNE766-1_2_0_0.zip(バージョン V1.2.0.0 2008/10/14)
setup.exe
Bluetooth
Bluetooth_XP_080619.zip
AsusSetup.exe
SuperHybridEngine
SHE-1_16.zip(バージョン 1.16 2010/01/18)
SuperHybridEngine_1.16.exe
XP SP3 Record Fix
XP-SP3_uvcrecordfix.zip(バージョン V3.0 2009/01/19)
uvcrecordfix.exe
日本語サポートの追加
[コントロールパネル]-[地域と言語のオプション]を開き、[言語]タブのなかから[東アジア言語のファイルをインストールする]をチェックして[OK]する。
このときファイルが足りないといわれるので、インストールに使用したディスクの$WIN_NT$.~LS\I386フォルダと、EeePC添付のDVDから\i386XP内のLangフォルダをコピーしたフォルダを交互に指定しながらインストールする。
Program FilesをDドライブに逃がす
ASUSのサポートサイトにあるAutoC2D 3.0を使うと、Program FilesをDドライブに逃がすことができる。
ただしこのソフト、実際にはWindows Resource Kit Tools中のlinkd.exeを利用している。
そのためMappingC2D.exeを起動すると、自動的にWindows Resource Kit Toolsのダウンロードサイトが開くのでrktools.exeをダウンロードしてインストールする。
その後、Safemodeでの再起動などを経て、Program FilesがDドライブに逃がされ、リンクが張られる。
高速化他の設定
- 仮想メモリのサイズを0にする。
- 視覚効果を「パフォーマンスを優先する」にする。
- My DocumentをDドライブに移動する。
- インストール時にはネットワークが設定されていなかったので、ワークグループを「rally」にする。
- CTRLキーの場所を入れ替える。
- ディスクドライブの検索インデックスをつくらないようにする。
アプリケーションのインストール
AVG Free - Antivirus
Firefox 5
Thunderbird 5
Microsoft Word
Microsoft Excel
SugarSync
秀丸
Explzh for Windows
Meadow
MSIE
TeraTrerm
RoboForm-EveryWhere
ドコモ コネクションマネージャ 4.1.1
CCleaner 3.10.1525
Epson PM-A820、LP-1400プリンタドライバ
残る問題点
nLiteの設定時に足りないフォントあったのだろう。日本語が表示されない.。(2011/09/04 解決)