あの関西空港の滑走路予定地でダートラをやる、という話をダイハツの全日本で小西さんから聞いて、なぜか一部の千葉県人が盛り上がる。
なんのシリーズでもない単発イベントだが、みんなで遠征を決定。
平山(EG6)、赤松(CP9A)、中沼(EG6)、石井さん(DC2)、そして平塚(監督?)の6人で行くことになる。
僕は赤松の車でダブルエントリー。
会場は滑走路予定地。パイロンコースと言えばパイロンコースなのだが、とにかく広い。
最長のストレートは砂川の下の部分くらいあっただろうか。
さらに、そのストレートの後半には下りのスロープ。全開で行けば確実にジャンプ。
内周?のパイロンを曲がった後は、次のパイロンはマッチの頭程度にしか見えない。見ていても見失っているらしい人が何人もいた。
僕は慣熟歩行の時に、パイロンよりもそのずっと向こうの空港の建物を目安にするようにチェックしておいた。
そして建設現場なので、路面もすさまじいところは人の頭くらいの岩がごろごろしている。
朝はそこそこフラットに見えたのだが、やはり路面は締まってはいない。1本目が終わるころには、細かいターンのあたりはボロボロだ。
僕は、2本目の走行でそんな岩にフロントをぶち当ててしまい、赤松に悲鳴を上げさせてしまったみたいだ。
しかし、コースの向こうには離陸していく飛行機。タイミングが合えばそれはまさにトップガンのトムクルーズだ(笑)。
ノンタイトルのイベントだが、結構全日本選手も集まってかなり盛況。
なんと千葉からは見に来ている人までいた(笑)。
成績は度外視で、いやそれだからこそ、僕の今までのモータースポーツ人生の中でも一番純粋に楽しむことができたイベントだったかもしれないなぁ。
予定のコースは、第二滑走路のオープン年をイメージしたものだった。
実際には無理だった見たいで違ったけどね。
- イベント名: 夢 circuit杯 IN 関空ダートトライアル
- 開催日: 2004/08/29
- 参加車両車両: CP9A
- Dr: 山岸典将
- 結果: S3クラス 13位